株式会社VOLTAではリチウムイオン電池やニッケル水素電池等の充電式電池のリサイクル・回収・処分・廃棄を行っております。 新たなマーケットを捉える先端的なリサイクル企業となるべく挑戦して参ります。
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※テキストはWikipedia より引用しています。
スマホやパソコンなど、私たちが何気なく使っている機器に多く使われているのがリチウムイオン電池になります。ただ、一言でリチウムイオン電池といっても、使われている材料ごとにその種類は色々あります。最もポピュラーなものの一つに、コバルト系という種類があります。これは、電池のプラス極にコバルト酸リチウム、マイナス極に黒鉛が使われたものです。1991年に世界で初めて商品化されたリチウムイオン電池としても有名で、容量やエネルギー密度などの性能面で最もバランスが取れている種類です。主にスマホなどのモバイル機器に使用されていることが多く、全世界で最も普及している種類の一つといえるでしょう。次に、マンガン系と呼ばれる種類があります。これはプラス極にマンガン酸リチウムを使用した種類で、熱安定性とコストに関して強みを持っています。主に電気自動車の車載電池として使われることが多く、今後の需要も増加傾向にあるといわれています。また、プラグインハイブリッドなどの電気自動車に使われている種類にニッケル系があります。プラス極にニッケル酸リチウムが使われていて、リチウムイオン電池の中で最も大容量が実現できるものとして有名です。ただ、安全性に問題があることが多く、高い技術力を持ったメーカーでなければ実用化が難しいという面もあります。一方、安全性を重視した種類がオリビン系と呼ばれるものです。プラス極にリン酸リチウムを使っていて、その結晶構造がオリビンという型であることからこの名前が付きました。安全性に加え長寿命の傾向にあり、家庭用の蓄電地などに使われています。プラス極にニッケル・マンガン・コバルトを使用した三元系と呼ばれるものもあります。3種類の素材を使うことにより安定性を高め、性能のバランスをよくしています。その他、マイナス極をチタン酸リチウムにしたチタン酸系という種類もあります。この種類は寿命を長くできる他、急速充電もしやすくなっているというのが特徴です。ただ、エネルギー密度が低く大容量のものは作りにくいという一面もあります。